
ミニ講座「紫微斗数占星術B」
十二宮と身宮
紫微斗数では、12の宮に星を配置して、
運勢を読み取ります。
西洋占星術も12宮ですが、
ちょっと違うのは、宮自体が移動するところです。
これを、活盤といいます。
そもそも、名前の付け方の考え方が違います。
本人の性質や運勢をあらわす命宮。
兄弟や友人などの対等な人間関係をあらわす兄弟宮。
夫婦関係をあらわす夫妻宮。
子供やセクシャルな性向をあわらす子女宮。
お金などの財をあわらす財帛宮。
健康をあらわす疾厄宮。
移動をあらわす遷移宮。
部下など目下との関係をあらわす奴僕宮。
仕事運をみる官禄宮。
不動産運をみる田宅宮。
趣味嗜好をあわらす福徳宮。
両親をあらわす父母宮。
そして、この宮のどこかに、身宮が同居します。
身宮は、生きるうえで、目指す方向性です。
目標といってもよいです。
身宮が命宮と同宮:良くも悪くも、自分のために生きることが幸せにつながる
身宮が遷移宮と同宮:対人関係、遠方での活躍が課題
身宮が夫妻宮と同宮:恋人、配偶者との関係性が課題
身宮が財帛宮と同宮:お金を稼ぐことが、ほかの幸せにつながる
身宮が官禄宮と同宮:仕事の充実が幸せにつながる
身宮が福徳宮と同宮:趣味や価値観に従って生きることが幸せにつながる