ミニ講座「紫微斗数占星術⑫」

三方四正の考え方

紫微斗数の命盤で、
身宮を覗く12宮の半分は自分自身のことを見るのに使い、
残りの半分は他人との関係性を見るのに使います。

自分を見るのに使う宮を六内宮と呼び、
他人を見るのに使う宮を六外宮と呼びます。

六内宮:命宮、財帛宮、疾厄宮、官禄宮、田宅宮、福徳宮
六外宮:兄弟宮、夫妻宮、子女宮、遷移宮、奴僕宮、父母宮

判断のテーマごとに、それぞれの宮に入った星を解釈していくのですが、
その場合、メインになる宮を本宮と呼びます。

面白いのはその後で、
さらに、ちょうど真正面の宮と、
本宮から数えて4つ目の左右の宮をあわせて判断します。

どの宮を解釈する場合でも、
同じ考え方でみていきます。

これを、三方四正といいます。
そして、三方四正に入っている星同士は加会しているといいます。