ミニ講座「紫微斗数占星術⑮」

流年法

紫微斗数は、性格や人生の方向性を見るだけでなく、
今がどんな時期なのかをみることもできます。
これを、流年法といいます。

生きていくうえで、
人生には波があります。
よいときもあれば、辛抱が必要なときもある。

今がどんな時期なのかを知ることができれば、
よいときは、攻め方を考えられるし、
悪いときは、乗り切る方法の工夫ができます。

よいことはよりよく。
悪いことは多少なりとも良い方向へと向かうためのヒントが得られます。

流年法には、
10年単位の「大限」、
1年単位の「太歳」と「小限」があります。

更に、月運、日運、時運も見ることができます。

今の時期が、12宮のどこにあたるかを数え、
その宮を命宮と設定して、
命盤をぐるりと回転させます。
これを活盤といいます。

そして、それぞれの宮をチェックして、
そこに入っている星で、状態を判断します。

命宮で、全体運をみて、
細かいことは他の宮で解釈していくことになります。

吉星が入っていれば、良い時期。
凶星が入っていれば悪い時期です。

入っている星の意味を見て、
どんな種類の吉凶があるのかを読み取ります。